近年では、録画アプリや安価な動画撮影ツールが増え、Web会議やオンライン研修、研修セミナー(Webセミナー)、インタビューなどを動画撮影する機会が増えました。
動画で撮影することで、あとから内容を振り返ることができたり、自社のコンテンツにすることもできます。しかし、動画や音声ファイルに関わらず「文字起こし作業」は時間がかかるものです。
また、高性能なボイスレコーダで録音するクリアな音声とは異なり、動画データでは音声が聞き取りづらい場合があります。
そういった場合は、自動文字起こしツールや文字起こしのプロに依頼するなどの選択肢があります。音声の自動文字起こしツールでは、mp4データが対応していない可能性がありますが、プロの文字起こしサービスにおいては「動画データ」を送付することで問題なく文字起こし可能です。
目次
動画データから文字起こしはしてくれるの?
Q. mp4形式の動画データからも文字起こしは可能なのでしょうか?
A. 可能です。
データ形式に関わらず、動画データから会話や音声を文字起こしして、ご希望のファイル形式で納品いたします。
MP4、MOV、AVIなど、一般的な動画ファイル形式の文字起こしが可能です。ただし、対応可能なファイル形式は業者によって異なる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
Q. タイムコードを付けることは可能でしょうか?
A. 可能です。
タイムコードは5分単位。文章の合間に( )内に挿入します。詳しくは下記をご覧ください。
また、Youtubeや自社サイトの動画コンテンツに字幕を入れるための「字幕ファイル作成(srtファイル)」にも対応しております。字幕ファイルとはなに?どういった効果があるのという方は下記の記事が参考になります。
動画データを文字起こしする3つのメリット
音声ファイルではなく、動画として撮影することで文字起こしの際に様々なメリットがあります。
1. 動画データの文字起こしは音声のみより精度が上がる?
動画でも音声でも文字起こしの作業自体は変わりません。しかし、動画データの方が音声のみよりも精度が上がることもあります。
なぜなら、音声データは音声の情報のみですが、動画データには話し手の姿が収められているからです。動画データなら、複数名が議論しているような会議でも、誰が発言しているのかがわかります。
音声のみでは、誰が発言しているのか特定しにくいことも、動画なら正確にわかるため、音声のみよりも文字起こし精度の高い仕上がりが期待できます。また、聞き取り取りづらい音声でも、話者の口の動きや表情から話している内容を推測することができます。
音声以外の情報が、文字起こしの精度を高める場合があるため、人が多くノイズが発生しやすい場所での録音は、動画に収めることをお勧めします。
\こんな時は動画での撮影がおすすめです/
話者が多いインタビューや座談会
資料などを撮影できる専門的な講演会
2. 動画内容の効率的な把握と共有
動画を視聴する際に、「あの情報はどのあたりで話されていたかな?」と探すのは意外と面倒です。
文字起こしがあれば、キーワード検索で目的の情報に瞬時にアクセスできます。また、タイムコードを付与すれば、動画の該当箇所にもすぐに移動できます。
さらに、文字起こしされたテキストは、動画よりも簡単に共有できます。SNSでの拡散や、Webサイトへの掲載など、情報発信の幅が広がります。
3. SEO効果やアクセシビリティの向上
動画データを文字起こしして字幕データとして、読み込ませるとSEO(検索エンジン最適化)にも効果的です。
検索エンジンは、動画の内容を理解するために文字情報を使います。文字起こしによって動画に字幕やテキストを追加することで、検索エンジンが動画を見つけやすくなり、検索結果の上位表示に繋がりやすくなります。
また、アクセシビリティの向上にも貢献します。アクセシビリティとは、年齢や障害の有無に関わらず、誰もが情報にアクセスしやすくすることです。動画に字幕を付けることで、聴覚に障害のある方はもちろん、音を聞けない環境にいる人や、日本語が理解できない外国人にも、動画の内容を理解してもらえるようになります。
近年、動画コンテンツはますます重要になっています。動画に字幕を付けることは、もはや必須と言えるでしょう。文字起こしを利用すれば、簡単に字幕を作成することができます。
「字幕データ」の作成には指定された記述方法などルールが存在します。詳しくは以下の記事で紹介しています。
動画データの文字起こし費用を安くする方法
動画の録画データは長時間になることが多いです。ツールやサービスに関わらず、文字起こし作業は、データの長さによって時間がかかったり費用が高くなるのが一般的です。
そこで、少しでも安い費用で文字起こしを依頼するコツを紹介します。
1. クリアな音声で収録する
音声認識の精度を高めるためには、クリアな音声データが不可欠です。ノイズの少ない環境で収録し、マイクを使用する場合は適切な距離を保ちましょう。
2. 不要な部分をカットする
文字起こしサービスは、多くの場合、動画の長さに応じて料金が決まります。挨拶や雑談など、文字起こしが必要ない部分は事前にカットしておきましょう。
3. 必要な情報があれば提供する
専門用語や固有名詞が多い場合は、事前に用語集や資料を提供することで、文字起こしの精度向上に役立ちます。また、話者名や字幕に表示したい情報なども合わせて提供しましょう。
難しい内容や複数名での会話を文字起こしするなら、なるべく動画で!
動画でも普通の文字起こしをしてもらえるのかな?と悩まれていた方は、今後もし複数名での会話や専門的なセミナーなどの音声を書き起こす場合、是非動画に収めてください。
音声だけを文字起こしするよりとてもやりやすいですし、代行業者に依頼する場合でも、不明瞭箇所の削減や不要なオプション料金を削減できるかもしれません。
特に5名以上の話者となりますと、どうしても声だけでの判別ができず、話者表記ができない・追加費用がかかるなどが発生する可能性が上がります。
原稿の出来の向上と、費用削減・時間短縮にも繋がりますので、動画ファイルでの文字起こしはおすすめですよ。
ただし、業者によっては動画の場合、別途料金が発生するところもあるようです。
『WITH TEAM 文字起こし』では、動画による追加料金はなしで文字起こしを行っています。
\こんなご依頼を頂いています/
研修セミナー動画
専門家を招いたインタビュー動画
授業での討論動画
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