文字起こしの代行費用は、納期や起こし方など、いくつかの要素によって変わってきます。

また、その料金設定は文字起こし業者によって大きく差があります。

では、音源の文字起こしを文字起こし業者に依頼した場合の費用相場はどれくらいなのでしょうか。

文字起こしを依頼した場合の費用相場

一般的な相場としては、音源1分につき100円程度からと思っていただければ良いでしょう。

会社によっては1分あたり200円や300円という価格で請け負っているところもあります。

そのため、同じ10分の音源でも、料金は1000円から3000円と、大きな開きが出る場合もあります。

また、短い納期で依頼する場合には、割増料金がかかることが多いという点にも気を付けましょう。

30分程度の音源で2~3日が平均的な納期でしょう。

これが1日から2日の納期ということになると、1.2倍から2倍ほど割り増しになるところもあります。

一方、納期はゆっくりでいいので、1週間くらいかけても構わないというケースでは、1割くらい安くなる場合もあるようです。

さらに、音源の内容によっても料金が変わることがあります。

たとえば、法律系や医療系、IT系などの専門用語が多く含まれているものだと、その分特別料金が加算されることもあります。

ジャンルごとに値段設定をしているケースが多いので、自分の音源が当てはまらないかチェックしましょう。

また、外国語の文字起こしは特殊性が高いため、費用もぐんと上がります。

業者によって価格設定は大きく異なるので、自分の予算と納期、音源の内容に合わせて選びましょう。

<参考> 文字起こし代行会社の料金一例

料金相場の目安として、幾つかの文字起こし代行会社の料金表を調べてみました。

代行会社料金納期
A社98円/1分中5営業日
B社108円/ 1分 中2~3営業日
C社120円/1分中1~2営業日
D社175円/1分中3営業日
E社200円/1分中3営業日

(2019年11月時点)

※料金は音源1分あたり、けばとりで依頼した場合の料金となります。

※納期は60分の音源を依頼した場合

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自分で文字起こしをすればコスト0だけど…?

費用をできるだけかけたくないということであれば、自分で頑張って文字起こしをやってみるという手もあります。

書き起こしをするには、専用のソフトやフットスイッチなどのツールがあると効率よく起こせるのですが、なくても作業自体はできます。

しかし、かなりの時間がかかるということだけは覚悟しておいた方が良いでしょう。

一般的には、音源時間に対して4~10倍の作業時間がかかると言われてます。

15分の音声であれば最低でも1~2.5時間はかかるという計算です。

しかし、4時間というのは文字起こしに熟練した人の作業時間ですので、文字起こしに慣れていない人やノウハウのない人であれば10倍以上かかることも覚悟しておいた方が良いでしょう。

文字起こしに時間をかけすぎてしまうと、他のやるべき業務に支障が出てしまう可能性もあります。

代行業者に依頼した方が結局お得になると言える理由とは?

このように、文字起こしの作業自体は自分でもできるとは言え、かなりの時間がかかってしまうというのがネックです。

外注をしてかかる費用と、自分で文字起こしにかかった時間を時給換算して比較すると、結局外注費用の方がコスパが良かったというのはよくあることです。

代行会社は当然作業にも慣れているので、作業スピードも早いですし、出来上がる原稿の質も高いでしょう。

文章の整え方はきれいですし、言葉や表現も正確に文字に起こしてくれますので、安心して紙面や動画の字幕などに載せることができますよ。

それだけでも、費用をかける価値は十分にあるのではないでしょうか。

何よりも、書き起こしの仕事を外注することで、自分が本来の業務に取り組めるというメリットがあります。

自分がやらなければいけない重要な仕事に集中することで、業務を効率化することができるのです。

他に回すことができる業務はできるだけアウトソーシングして、業務をスムーズに進めることができるようにしましょう。

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