文字起こしした後の原稿の使い方はいろいろな目的があります。

たとえば、裁判用の証拠など、一字一句そのまま文章にして提出することがあります。

一方で、録音したインタビューを基に雑誌に掲載する記事を作るなど、文字起こししたものを、さらにリライトする必要が出てくるケースもあります。

でも、実際にリライトしてみると、なかなか上手に文章を作れない、読みにくい仕上がりにしかならないということもありますよね。

こうした悩みを解決するために、リライトして記事作成をするポイントを紹介したいと思います。

記事作成初心者の方でも、コツを押さえて作業ができればまとまりがあって読みやすい記事にすることができますよ。

リライトのポイント

文字起こしのリライトとは、基になる原稿の表現を変えるなどして、元々の内容の考えを正確に伝えながらも読みやすい文章にする作業を指します。

単に原稿の言葉を言い換えるだけでは上手にできません。

まとまりのある文章を作るためのコツ6つご紹介します。

コツ1:文体を統一する

会話において、ほとんどの人は文法を気にせずに話をしています。

そのため、話し言葉そのままでリライトをしてしまうと、読みにくい文章になってしまいます。

特に文体がバラバラになっている場合が多いものです。

たとえば、通常は「ですます調」で話しているのに、突然「である調」になってしまうことがあります。

そのため、完成させる記事は文末表現を統一することの意識が重要です。

また、敬語を使って話しているのに「だから、」とか「○○じゃないですか。」といった表現が出てくることも多いですね。

会話の中ではそれほど気にならないかもしれませんが、記事として文章にすると、違和感を与えることになりかねません。

そのため、敬語に合わせた言い回しにリライトすることで、読みやすい文章にすることができるでしょう。

コツ2:文章をソフトにする

読者の「読みさすさ」を意識するというのも、リライトのコツです。

テーマにもよりますが、一般的に堅苦しいイメージを与える記事というのは、読者を遠ざけてしまうことになります。

具体的には、漢字がひらがなよりも多い文章は堅苦しく感じます。

特に最近はスマホを使って文章を読む人が増えていますので、漢字ばかりだと敬遠されてしまうものです。

よく言われるのは、漢字は3割程度に抑えて、ひらがなは7割くらいにするのが見やすいという点です。

ひらがなの分量の多いソフトなイメージのある文章だと、パッと見で読者から敬遠されるようなことはありません。

ただし、むやみにひらがなを多くすればいいというわけではありませんので、注意が必要です。

ひらがなが続きすぎると、単語の切れ目が分かりづらくなります。

また、法律などのテーマの場合は、漢字が少ないと文章の重みが減ってしまうこともありますので、記事の内容に合わせた堅さということも意識したいところです。

コツ3:文章の長さと接続詞を考える

会話の多くは、準備された原稿を使って話しているわけではなく、頭の中で考えをまとめながら話が展開されていきます。

そのため、一つの文の中に考えがいくつも並列されることがあります。

そのまま文章にしてしまうと、一文がとても長くなり、ダラダラとした印象を与える場合があります。

文章はまとまり毎に短めに区切った方が分かりやすくなりますので、一文につき一つの考えだけを入れることを意識してリライトしましょう。

また、文と文のつながりに接続詞を入れずに話していることもよくあります。
その場にいれば、話の流れや話し方で理解できることが多いですが、文字にすると混乱してしまう元となります。

そのため、リライトでは前後の文のつながりを考えて、適切な接続詞を入れることが大事です。

特に、一つの文の中に複数の考えが入っているのであれば、文を切ってその間に関係性を示す接続詞を入れるようにします。

コツ4:話の癖をなくす

誰でも話し方の癖があるものですよね。

もちろん、癖があっても一般会話では問題ないですし、慣れればちょっとおかしな癖でも気にならなくなります。

しかし、文章にそのまましてしまうと、何度も出てくるような話方の癖は読みにくさにつながります。

たとえば、「○○でありますから、」とか「~といったこと」などの表現を多用する人がいます。

これらの表現は、文章の中にたくさんあると、しつこい印象を与えますので、「〇〇なので」など簡潔な表現に直すと良いでしょう。

また、相づちはたいていの場合、文章では不要です。

会話の中ではコミュニケーションを円滑にするために、相手の話に対して「そうですね」や「なるほど」といった相づちを入れます。

また、話し始める前に、「つまり」とか「えー、」といった言葉を付けることも多いです。

しかし、文章ではこうした言葉は読みづらさの原因となってしまうことが多いので、カットすることができます。

もちろん、話の流れ上必要な相づちであれば入れても良いでしょう。

コツ5:話の流れよりも要点を重視する

会話では、一つの結論に至るまで紆余曲折があるものです。

最終的にはまとまるものの、途中はかなりあちこちに話が飛んでいるということも珍しくないですよね。

途中の本筋ではない話までそのまま文章にすると、その場にいない読者にとっては、まとまりのない記事にしか思えません。

そこで、文字起こしからリライトする時には、話の実際の流れにあまりとらわれず、全体の要点を重視して文章をまとめていくことを意識することが重要です。

そのため、いきなりリライトし始めるのではなく、一度文字起こし原稿を全部読み、結論とそこに至るまでの論点を整理することをおすすめします。

できれば、筋書きのようにポイントだけを箇条書きにすると、さらに読みやすいリライト記事ができます。

要点ごとに話をまとめていき、リライトしながら肉を付けていくという形で書くと、読んでいる人も簡単に付いていくことができますし、納得しやすくなります。

コツ6:文字起こしの依頼の仕方

一口に文字起こしと言っても、いろいろな手法があります。

「えっと」や「うーん」といった、要点とは関係のない言葉もすべて起こすものや、必要な語句だけを入れる種類もあります。

初めから、文字起こし原稿をリライトすると分かっているのであれば、「簡易整文」という形で依頼するのがいいです。

「簡易整文」は話し言葉を書き言葉に直したり、間違っている文法を訂正したり、不要な語句を削除して文字起こしをする手法です。

これだと、リライト前に読みやすい文章になってきますので、そこから記事にするために整える事がとても楽になるのです。

WITH TEAM文字起こしでは、この簡易整文を180円/分~の料金で行っています。

記事作成のポイント

リライトは、単語や文を読みやすくすることを重視して行うものです。

このスキルとは別に、オリジナル記事作成のポイントを覚えておくと、さらに読者を惹きつけ読みやすいものとすることができます。ここでは、記事作成に関するコツを紹介しています。

記事の構成を作る

記事を作成するに当たっては、全体的な構成を考えてまとめることが大事です。

基本となるのは起承転結などの流れを作ることです。

また、記事の冒頭では問題提起をして、次のその解決策と理由を説明するとノウハウに関する記事は読みやすくなります。

さらに、どんな問題点やデメリットがあるかなどを検討した上で、最終的にメリットとデメリットを比較するとメリットの方が大きいといった取り上げ方をします。

最後は、全体のまとめをして締めくくります。

当然、会話の中ではこうした「問題提起から解決方法、続いてデメリット・メリット」などと、キレイな流れができていることは、ほぼ期待できませんね。

ただ、それぞれの発言をつないで要点をまとめていくことで、納得が行き理解しやすい構成を作ることができます。

考えが実際とは歪んでしまうほど発言の順番を変えるのは良くありませんが、読みやすい構成にするためには、発言順に固執する必要がないということは覚えておきましょう。

見出しを入れて全体を見やすくする

例えば3000文字以上にもおよぶ文章が、1つの段落で書かれていたらどうでしょう?

全体の見やすさということも意識したほうが良いのが2つ目のコツです。

そのための一つの方法は見出しを付けることです。

全体の流れと各部の要点を決めたら、それに基づいて見出しを作ります。

その下に、見出しテーマで論点を発展させていけば、要点ごとに考えをまとめられて理解しやすくなります。

また、段落と改行をしっかりと入れることも見やすさに貢献します。

一つ一つの文を短く区切ることがリライトのコツだと紹介しましたが、その短い文もたくさんつながっていると、ごちゃごちゃして読みづらくなってしまいます。

そのため、いくつかの文ごと、場合によっては文ごとに改行を入れましょう。

さらに、一つの説明が終わったら段落を変えることで、もっと読みやすい構成となります。

こうした、見出しや段落、改行の考えはWebサイトに記事を上げるために、とても大事なポイントとなります。

ネットユーザーは、文字が多く固まって見える記事を敬遠しますし、特にスマホで閲覧する人はぎっしりと文字ばかりの記事だと、読まずに他のサイトに行ってしまうことすらあるからです。

原因と結果の関係を意識する

どんな内容の記事であっても、原因や問題を提示し、それに対応する結果という構成で作られていると、とても読みやすい流れになります。

そのため、それぞれの見出しの中と記事全体で原因と結果という関係性を意識してまとめるようにしましょう。

会話の中では、はっきりと「なぜなら、こうだから。」という発言がないことが多いものです。

しかし、結論に至るまでの流れが必ず存在しますので、そこを理由や原因として取り上げて文章にすることができるでしょう。

要点のまとめ部分を作る

全体の要点をまとめた文章が一つあると、記事作成をするにしても、読者が記事を読むにしても理解がしやすくなります。

まとめの方法としては、まず記事の冒頭部分に目次や、独立したパーツとして「この記事で分かること」などを作って、箇条書きでポイントをシンプルに書くという方法があります。

もしくは、記事の終わりのまとめ部分で、要点を簡潔に振り返るという方法もあります。

明確にまとめを記事の初めか終わり、もしくは両方に入れることで、その文の趣旨が事前にわかり、読みやすさが増す効果があると思います。

読みやすさも当然ながら、記事作成者は、初めにこのまとめを作っておくと、途中文章を作っていく時に参照することができて話の趣旨にブレが無く便利です。

脱線せずにすっきりとした構成にできますし、文章作成のスピードを上げることも・手直しの少なさも期待できて一石二鳥です。

読み直しをする

記事を作ったら、必ず読み直しをしてみましょう。

その目的は、まず誤字脱字を防ぐことにあります。

丁寧に文を書いたつもりでも、打ち間違いや誤変換などで、どうしても誤字脱字は出てしますものですよね。

自分での読み直しをすると同時に、文章チェックツールなどを使ってミスを洗い出すというのも良い方法です。

もう一つの目的は、自然な文章になっているか、文法や接続詞が正しいかを確認することにあります。

文章を作っている時は、個々の単語に注意が向いてしまって、文全体の自然さなどにまでは気が回らないこともよくあるものです。

前後の文のつながりから考えるとおかしな接続詞を使ってしまっていたり、入れた方がいい接続詞が入っていなかったりすることもあります。

そのため、書き終えてからもう一度全体を読んでいくことによって、自然な文章へと修正できます。

まとめ:プロに文字起こしと合わせて記事作成を依頼するとラク!

文字起こし原稿を基にして記事を作る場合、リライトや記事全体の構成を考えて作ることがとても大事です。

特に、発言の順番や語句そのままに文章にするのではなく、話の考えをとらえて、それを分かりやすい流れでまとめていくという作業が、読みやすい記事にするために必要となります。

会話と文章とは、違う流れで作っていく場合が多い、という意識を持って作業をしましょう。

ただ、ご紹介したようなポイントをすべて押さえて、誰から見ても分かりやすいリライト、記事作成をするには、それなりの訓練が必要となります。

もし、かなり高いレベルで読みやすい記事に仕上げるのが難しい、作業にかける時間があまりない、ということであればプロにまとめて依頼するというのが一番確実で効率的ですね。

WITH TEAM 文字起こしでは、安価な価格で文字起こしを行っております。

またもし、掲載用の記事作成までお願いしたい方がいましたら、WITH TEAM 音声から記事作成もオススメです。

音源を渡すだけで記事までできあがってきますので、リライトや構成を考える手間も時間も省けます。

こうした便利なサービスも活用して、効率的に質の高い情報発信ができるようにしましょう。

文字起こしの代行・外注サービス『WITH TEAM 文字起こし』のご案内はこちら

音声から記事作成代行・外注サービス『WITH TEAM 音声・動画から記事作成』のご案内はこちら

関連記事はこちら

文字起こし業者が教える!綺麗に正確に録音するためのコツ!

文字起こし代行のコストを抑えたい…けど質は大丈夫?料金をなるべく安くするコツは?

文字起こしは自分でやると時間がかかる?60分の音声にかかる目安時間は?