大学生や教授、研究者のみなさんは、取材音源をもとに論文を作成する機会は多いかと思います。しかし、録音を聞きながら論文をまとめる作業は、本当に骨が折れますよね。

マイクや録音機材の調子が悪かったり、機材に問題はなくてもセッティングがうまくいかなくて、発言が聞き取りづらかったり…論文の作成とは関係のないところで問題を抱えることもあるでしょう。

それに、きちんと録音できていても、取材音源をすべて聞き返して論文に必要な情報を拾っていく作業はとても大変です。

この記事では、卒論・研究における『文字起こし活用』のメリットやインタビュー調査を用いた論文の書き方のポイントを紹介します。

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取材音源を『文字起こし』する5つのメリット

取材音源を自分で聞き直して文章にまとめるのは、不可能ではありません。しかし、この作業は本当に手間も時間もかかります。そんな面倒な作業を「文字起こし代行サービス」にお任せすれば、手間を一気に減らせるんです。

文字起こしをせずに、論文で使う取材音源の内容を確認しようとすると、音源を何度も聞き返すしかありません。もちろん、ある程度再生箇所に見当をつけて聞き返すことはできますが、内容を目で見て確認できないので、どうしても手間取ってしまいます。

その点、文字起こしで音源が文章になっていれば、内容を把握するのがすごく楽になります。

以下では、取材音源を『文字起こし』するメリットをもう少し詳しく解説します。

1. 論文執筆の大幅な時間短縮と効率アップ

文字起こしによって、録音を聞き返す時間を大幅に短縮し、論文執筆に集中できる時間を確保できます。情報整理・分析がスムーズになるだけでなく、構成を練ったり、文章を推敲したりといった、より重要な作業に時間を有効活用できます。

特に、インタビュー時間が長い場合や、複数のインタビュー音源がある場合に、その効果は絶大です。

2. 必要な情報をピンポイントで検索・引用

文字起こしされたテキストデータは、キーワード検索によって必要な情報を瞬時に見つけ出すことが可能です。これは、論文執筆時に特定の箇所を引用する場合に非常に役立ちます。引用箇所の特定、正確な引用文の抽出が容易になり、論文の質を高めることに繋がります。

「あの話をしていたのはどこだっけ?」というときに、音源では該当箇所を探し出すのが難しいですが、文章化されていればすぐに確認することができますね。

3. 客観的なデータ分析と多角的な考察

文字起こしデータは、会話分析などの多様な分析方法を行うことが可能です。

発言内容をテキストで俯瞰することで、発言者の意図や文脈をより深く理解し、客観的なデータ分析に基づいた多角的な考察を論文に落とし込むことができます。コーディングなどの質的分析手法も適用しやすくなります。

4. 正確な記録による論文の信頼性向上

専門用語を含むインタビュー内容も正確に文字起こしできるため、論文の信頼性を高めることに繋がります。聞き間違いや解釈の誤りを防ぎ、客観的な根拠に基づいた議論を展開できます。

また、多くの文字起こし業者では専門的な用語に対応しているため、安心して依頼することができます。

5. 貴重な記録の保存と共有

文字起こしをすることで、インタビュー音源はテキストデータとして長期保存が可能です。音声データはファイル形式の変更や再生環境の変化によって再生できなくなるリスクがありますが、テキストデータであればそのような心配はほとんどありません。

また、文字起こしデータはPDFやWordファイルなどで簡単に共有できるため、研究チーム内での情報共有や、上司、指導者への報告や確認などもスムーズに行えます。

インタビュー調査に基づいた論文の構成と書き方

インタビュー調査を行った後にどのように論文やレポートにまとめるべきでしょう。ここでは、一般的な構成と書き方を紹介します。

1表題、目次レポートの内容を端的に表す表題と全体像を把握できるよう、章立てとページ番号を記載した目次を記入します。
2序論/調査の目的調査を実施した背景や目的を明確にします。 なぜこの調査が必要だったのか、解決しようとした課題は何か、調査によって何を知りたいのかを明記するとよいでしょう。
3調査方法調査の信頼性を示すため、具体的な調査方法を説明します。調査手法(例:アンケート調査、インタビュー調査、文献調査)、対象者(例:年齢、性別、地域)、調査期間、実施者などを明記する。
4調査結果調査によって得られたデータを、図表などを活用しながら客観的かつ分かりやすく説明します。主観的な解釈は避け、事実のみを記述しましょう。
5考察/分析調査結果に基づいて分析を行い、結果から得られる洞察、パターン、傾向、相関関係などを記述します。単なる結果の要約ではなく、なぜそのような結果が得られたのか、その背景や要因についても考察するとよいでしょう。
6結論/まとめ調査結果と考察を踏まえ、調査全体の結論を簡潔に述べます。調査目的が達成されたかどうか、どのような課題が明らかになったかなどをまとめるとよいでしょう。
7提言/今後の展望調査結果に基づいて、今後どのようなアクションを取るべきか提示します。また、今後の研究課題や、さらなる調査の必要性についても言及するとよいでしょう。
8参考文献/添付資料レポート作成にあたり参考にした文献やウェブサイトなどの情報を、適切な形式でリスト化します。。
インタビュー調査結果のまとめ方と書き方

この様にインタビュー調査結果をまとめるためには、まずは音声データの『文字起こしデータ』が必須となります。

自分で文字起こしをしてから論文作成するのも、効率アップの手段

文字起こし代行サービスへ依頼をすると、当然お金がかかります。

研究室の場合は論文用の予算が出ていることも多く、自分で支払うことは少ないかもしれません。

ですが、せっかく用意されている予算は効率的に使いたいですし、参考文献の購入など、何かとお金がかかることも多いですよね。

あまり費用を割けないということであれば、一度自分で文字起こししてから論文作成に着手するのも良いでしょう。

ただ、慣れていない人が文字起こしを行うと、どうしても時間と労力がかかります。

締め切りに追われていたりする場合は、文字起こしをしている時間も惜しいでしょう。

そういうときは、代行業者への依頼を検討してみてください。

WITH TEAM文字起こし』は現在日本語のみの文字起こしとなりますが、1分120円からというリーズナブルな価格で文字起こしが可能ですよ。

文字に書き起こされているだけで、情報の把握は格段に楽になり、結果的には論文作成の大幅な時間短縮にもつながりますから、ぜひ検討してみてください。

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