会社にいると会議やミーティング等、人の話をまとめて報告書や議事録を作成する機会って意外と多いですよね。

そんなときに面倒くさいのが「文字起こし」

いざ、会議で録音をしていても一から文字を起こすのは手間がかかる….メモをしても後から見返すと字が読めない!なんて経験をしたことはないでしょうか。

そこで今回は、「文字起こし」を簡単にする、おすすめのAI自動文字起こしツール10選をご紹介します。

少しでも仕事を効率化させたい!と思っている方に必見の記事となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

自動文字起こしサービスがやってくれること

1.文字起こし

自動文字起こしサービスはその名のとおりAIが音声を認識して「自動で文字起こし」を行ってくれるサービスです。自動文字起こしサービスには主に2つのタイプがあります。

  • リアルタイムで文字起こししてくれるサービス
  • 録画・録音した音声データをWeb上にアップロードして文字起こしをするサービス

2.翻訳

最近では日本語だけでなく英語やフランス語といった外国語も文字起こしできるサービスや文字起こしした言語をさらに翻訳してくれるサービスが登場しています。

こんな人におすすめ

  • 低価格で、記録を残したい人
  • 大量の音源を一気に文字起こししたい人
  • スピーディーにテキスト記録が欲しい人
  • コールセンターのような大量の電話記録をまとめたい人
  • YouTubeなど字幕を付けたい動画を多く持っている人
  • 議事録作成やインタビューを多くする人

おすすめ自動文字起こしツール10選

1.WITH TEAM(ウィズチーム)

文字起こし会社が提供する日本語に特化したAI文字起こしサービス。

会員登録不要+大量の音源もアップロードするだけで簡単に文字起こしすることができます。

サイトにアクセスするだけで24時間365日利用可能なサービスとなっています。

-その他特徴-

  • 1分間33円(税込)
  • WITH TEAMでは人の手で文字起こしするサービスあり人の手で文字起こしするサービスを利用する場合、1分120円、納期は最短1日で利用可能)

2.TRASC(トラスク)

大量に収録された映像素材のオフライン編集用文字起こしや録音したオンライン会議の文字起こし等、さまざまなシチュエーションの音声の文字起こしができます。

また、最大6人までの声を識別して文字起こしすることができる「話者別文字起こし」機能が搭載されており、話者ごと文字起こしすることが可能であることも特徴の一つ。

あらかじめAIが「あー」「うー」と言った音声を認識し、あらかじめ排除して文字起こしをしてくれる“けばとり”機能付きなのも嬉しいポイント。

-その他特徴-

  • 録音したファイルをアップロードして文字起こしするタイプ
  • 3分あたり110円(クレジット払いの場合)
  • 1時間あたり2,200円(請求書支払いの場合)
  • 7か国語に対応(別サービスに翻訳サービスもあり。)

3.AI文字起こし

音声・動画データをアップロードすることで簡単に文字起こしができるサービス。

会員登録なしで24時間365日文字起こしが可能となっています。

さらに冒頭60秒間の文字起こしを3つのAI文字起こしエンジンを使って無料でお試しすることができるため、自分に相性の良い文字起こしエンジンを見つけることができるのも本サービスならでは。

-その他特徴-

  • 1分あたり33円(税込)
  • 文字起こししたテキストを9か国語に翻訳することができる
  • メールアドレスの入力だけで簡単に文字起こしができる

4.SPEECH TO TEXT

マイク、音声ファイル、BLOB ストレージ等のさまざまな音声の文字起こしが可能なAI文字起こしサービスです。

最大の特徴は「話者ダイアライゼーション」を使用して、誰が何をいつ話したかを判断する機能も搭載していること。

さらに、自動書式と句読点を使用して読みやすい音声テキストに変換してくれるので文字起こし後の手直しも楽々です。

-その他特徴-

  • 自分で音声データや音声テキストをカスタマイズすることで業界固有の用語も正確に文字起こしすることが可能。

5.ログミーツ

オンラインでもオフラインでも会議の内容を記録し、文字起こしできるクラウドサービス。

専用モバイル端末とWindowsアプリの2種類の「ログミーツレコーダー」を提供しており、リアルでもWeb上でも簡単に文字起こしをすることが可能。

また、文字起こし後のデータは専用の編集機能「ログミーツエディタ」でリアルタイムで編集・グラフ挿入・写真挿入ができます。

-その他特徴-

  • 自動アップロード後の編集・検索機能が充実
  • オンライン会議で「Zoom」「Teams」「Google Meet」などのツールを問わず設定 なしですぐに利用可能
  • 会議の人数や会場に合わせてマイクの拡張が可能

6. Googleドキュメント

 Googleアカウントを取得すれば無料で利用することができるGoogleドキュメント。

Googleには音声入力機能が付いており、リアルタイムで文字起こしをすることができます。

リアルタイムでの文字起こしが基本となっていますが、PC上で設定をすることで録音したデータも文字起こしすることが可能となります。

ただし、専門用語は認識しにくいのでまずはいち早く話した言葉をそのまま文字起こしをする“素起こし”をしたい人におすすめ。

7. User Local「AIテキストマイニング」

サイトに録音した音声をアップロードすることで「文字起こし」と「分析」ができるAIテキストマイニング。

また、サイトにアクセスし、マイク入力をONにすることでリアルタイムで文字起こしをすることが可能となります。

分析ツールでは「単語頻出頻度」や「感情分析機能」といった音声を分析する機能が搭載されており、「会議の議事録として利用して、どんな話題が盛んだったかを可視化」「コールセンターなどの会話を記録して、顧客の不満や要望の傾向を調べる」等、文字起こしした後にも活用できるツールが満載。

-その他特徴-

  • 無料で利用できる
  • ユーザー登録は不要(ユーザー登録をした場合は、音声認識した全文の表示や、辞書カスタマイズができるようになる)
  • サイトURLにアクセスしてすぐに利用することができる。

8. TORUNO β版(トルノ)

オンライン会議特化型の文字起こしサービス。

はじめの3時間は無料で文字起こしすることができます。

アプリを起動してから”1クリック”で記録を開始し、利用しているオンライン会議ソフトとの連携も不要なため操作が簡単。

リアルタイムに発言を文字起こししながら、音声、会議画面も同時に記録できるのもポイントです。

さらに、会議終了と同時に文字起こしが完了するので手間いらず。

-その他特徴-

  • 録音音声の低速再生機能と自動キャプチャした会議画面を見ながら文字起こしの修正が可能。
  • 発言テキスト、録音音声、自動キャプチャした会議画面を、他の人にURLとパスコードのみでそのまま共有可能
  • Microsoft Teams、Skype®、Zoom、Google Meet™、WebExで記録可能。
  • YouTube™やPC上で再生する動画の文字起こしも利用可能。

9. Notta(ノッタ)

日本語・英語等の104言語に対応する、音声自動テキスト化サービス。

リアルタイムでの文字起こしに加え、録音や、既存音声ファイルの自動文字起こしなども行うことができます。

また翻訳機能もあり、42言語に対応。24時間365日メールでのサポートも行っています。

-その他特徴-

  • 無料会員・有料会員あり。
  • 無料会員は、Googleアカウント及びApple ID 1アカウントにつき1回のみ無料体験の申し込みが可能。
  • 無料体験では、3日間無料でプレミアム会員12ヶ月プランを試すことができる。
  • Web版・アプリ版がある

10. RIMO voice

録音した音声ファイルや動画ファイルをアップロードすると、日本語に特化した「自然言語処理技術」で音声を文字に変換。

マイク機能も搭載しているのでリアルタイムでの文字起こしもOK!

また、音声データとテキスト(文字起こしした文章)がリンクしているので、文字を選択することでピンポイントに該当部分の音声を聞き返すことも可能。そのため、長時間録音したデータでも、聞きたいところだけを簡単に引き出して確認することができます。

-その他特徴-

  • 文字起こし結果や音声データのダウンロードも可能。
  • オプションでAIで文字起こしした原稿を人手によって修正することも可能。
  • 文字起こし結果をテキスト、Excel/CSV、字幕ファイル形式等で書き出すことができる。

AI文字起こしサービスを利用するにあたって気を付けること

  1. 文字起こしをする環境・録音する環境がAI文字起こしに合っていないケース

リアルタイムで文字起こしをするタイプも録音や録画から文字起こしをするタイプも「文字起こし」する環境が大切になっています。下記のようなケースでは正しく文字起こしができない場合もあるので注意が必要です。

  • 音が小さくて文字起こしできない
  • 音質が悪い
  • 周りの環境音が大きい、声が小さい
  • 複数が同時に話している
  • 話すスピードが速い

2. 専門用語を認識しないケース

専門用語や方言、固有名詞が多い場合、正しく文字起こしができない場合があります。

AI文字起こしを利用して専門用語や方言、固有名詞を使った場合、後で確認して修正しましょう。

3. アップロードするファイルの形式を確認

利用するサービスによってアップロードファイルの形式が異なるのであらかじめ確認することが大切です。

まとめ

音声データを読み込むだけで文字起こし原稿が作成できるAI文字起こしサービスは、うまく活用することで今まで
「耳で聞いてキーボードを打ち込む」という作業で時間がかかっていた議事録作成やインタビューが捗るかもしれません。

ただし、現在ではまだ人が作業するよりも精度が悪いというデメリットがあるという点も理解したうえで、文字起こしする目的や用途に合わせて、ぜひ自分にあった便利な文字起こしツールやサービスを活用してみてください!

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