文字起こしの種類
初めて文字起こしを依頼するお客様で、どの起こし方が良いのかお悩み方へ。
お悩みの方のために、起こし方についてご説明させていただきます。
一般的に文字起こしサービスには、音声をテキスト化する方法が3種類あります。
3種類それぞれ、どのようなテキストになるか、どの使用方法に合っているか下記に詳しく記載しております。
内容をご確認頂き、お客様の目的にあったものをお選び下さい。
けばとり(ケバ取り)
けばとりとは、ケバを取り除いた状態で素起こしを行うことを指します。
ケバとは、会話する際に含まれてしまう言い淀み(「ええと」「あー」)や言い間違い、意味のない相槌など、それ自体に意味をなさない言葉を「ケバ」と呼びます。
ケバを削除した分、文章がすっきりとして、とても読みやすくなります。
- オススメ使用方法
- インタビュー、講習会、討論会、議事録、座談会、会議 等
- 例文
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Aさん:
それじゃあ、私が調べた「高齢猫の注意点」について説明しますね。猫は年を取るにつれて、1日のほとんどを眠って過ごすようになるみたいですね。
特に寒い冬は暖かい場所を好んで昼寝したりして、そこでずっと1日を過ごすことが多いみたいですね。
で、飼い主が気を付けなくてはいけないのが低温やけどです。低温やけどを防ぐためにも、猫がコタツみたいな暖房器具の近くにいる時は、温度を調節したり、長時間同じ場所で過ごさないように、気を付けてあげることが重要みたいですね。
だけど、温度が下がりすぎることで具合を悪くしてしまう高齢猫もいるみたいで、なので、飼い主が家を出ている時は「湯たんぽ」がお勧めです。
※どのようにケバがなくなったか、【素起こし】とご比較ください。
素起こし
素起こしとは、音声の内容をそのまま文字に起こすことをいいます。
「素起こし」で依頼する場合は、ケバを含める一言一句全て書き起こしますので、
【音源の内容をそのまま文字に起こす】起こし方になります。
- オススメ使用方法
- カウンセリング、会話分析、言語研究、証拠書類
- 例文
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Aさん:
えーと、あっ、それじゃあ、私が調べた「高齢猫の注意点」について説明しますね。えっと...、猫は年を取るにつれて、1日のほとんどを眠って過ごすようになるみたいですね、はい。
特にさむーい冬は暖かい場所を好んで昼寝したりして、そこでずっと1日を過ごすことが多いみだっ、....多いみたいですね。あはは。
で、飼い主が気を付けなくてはいけないのが低温やけどです。低温やけどを防ぐためにも、ねっ猫がコタツみたいな暖房器具の近くにいる時は、温度を調節したり、長時間同じ場所で過ごさないように、気を付けてあげることが重要みたいですね。
だけど、温度が下がりすぎることで具合を悪くしてしまう猫...、あ、高齢猫もいるみたいで、なので、飼い主が家を出ている時は「湯たんぽ」がお勧めです。
簡易整文
簡易整文とは、今までの素起こしのように「音声をそのまま書き起こす」のではなく、
「語尾を整える」「言い回しを調整する」「助詞の補充」等を行い、【話し言葉を書き言葉にする】ことを指します。
※ケバも取り外して作成致します。
その為、簡易整文は素起こしよりも、「読みやすい(情報を把握しやすい)」に特化した起こし方になります。
- オススメ使用方法
- Web掲載用文章、資料作成、記事原稿、会報等の印刷物
- 例文
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Aさん:
それでは私が調べた「高齢猫の注意点」について説明します。猫は年を取るにつれて、1日の大半を眠って過ごすようになるようです。
特に寒い冬は暖かい場所を好んで昼寝をし、そこでずっと1日を過ごすことが多いみたいです。
そこで、飼い主が気を付けなくてはならないのが低温やけどです。低温やけどを防ぐためにも、猫がコタツのような暖房器具の近くにいる時は、温度を調節したり、長時間同じ場所で過ごさないように、気を付けてあげることが重要みたいです。
ただ、温度が下がりすぎることで具合を悪くしてしまう高齢猫もいるみたいなので、飼い主が家を出ている時は「湯たんぽ」がお勧めです。
※どのようにケバがなくなったか、【素起こし】とご比較ください。